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アメリカ成長株:2020年9月末 投資信託のリターン比較

アメリカ成長株(米国成長株)市場

2020年9月末(9月30日時点)での、日本で利用できる米国小型成長株に投資する投資信託のパフォーマンス比較をしました。

要点は以下の通りです。
1)2020年9月は、大手IT銘柄への利食い、欧州でのコロナ患者の急増、米国大統領選挙に関する不透明感などがあり、米国株式市場は下落(SP500は-3.80%)でした。米国小型成長株は、景気回復期待があったことで、ややアウトパフォームしました。

ベンチマークとなるラッセル2000グロースは、円建て-2.29%、ドル建ては-2.14%のリターンでした。
(円建ては、対象投資信託と同じく、前日の米国終値を月末の為替で評価して計算)

2)ラッセル2000グロースおよびラッセル2000をベンチマークとする投資信託は以下の3つです。SBI:SBI米国小型成長株ファンド
BR:ブラックロック米国小型成長株式オープンAコース(為替ヘッジなし)
SMAM:三井住友DS-米国小型ハイクオリティファンド(資産成長型)

3)中長期的なパフォーマンス (過去3年・5年)
SBIが9月に大きなアウトパフォームをしたため、中長期的な数字も一段と大きなアウトパフォーマンスになりました。ブラックロック、SMAMはほぼ同水準になっています。(ベンチマークに対する超過リターンで比較)

全てファンドがインデックスをアウトパフォームしており、小型成長株はアクティブ運用が向いているようです。

4)最近の動き
直近(過去6ヶ月)の比較では、9月にSBIが大きくアウトパフォームしたため、ブラックロックとSMAMのアウトパフォームが一段と大きくなっています。

詳細は下記のページを参照ください。
→ 2020年9月30日時点のデータ
→ 過去のデータ

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