アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2023-06-23

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アメリカ成長株

2023年6月23日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1189.12で終わりました。一週間前に比べ-29.74(-2.44%)と反落しました。主要インデックスのNYダウ(前週末比-1.67%)やSP500(前週末比-1.39%)より大きな下落率となっています。
市場は金利の引き上げのゴールの高さに対する懸念が売り材料となりました。

市場環境は、景気と金利についてまだまだ不透明ですが、小型成長株はチャート的には、下値が固まってきた感じです。「大きな売り材料」がでなければリカバリー相場となりそうです。
しかし、金利はまだピークアウトしていません。シリコンバレー銀行の破たんのように「たまってきたマイナス材料が爆発する」リスクを用心しながらの相場となります。

<ウクライナ>
今週はウクライナ軍にとって、良いニュースを悪いニュースの混在する一週間でした。

良いニュースは、(短期的に解決したものの)ワグネルの反乱によりロシアの内政が不透明になることで、ロシア軍の行動が鈍化する可能性がある、というものです。

悪いニュースは、ウクライナ軍の反転侵攻が停滞しており、逆にロシア軍がクピャンスクやマリンカで攻勢にでていること、というものです。

ワグネルの反乱については、ユーチューバーもまだ消化しきれていない感じです。しばらくは、不透明な状況が続きます。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2023年6月23日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1189.12/4348.33=27.35%
26週移動平均との乖離は-0.99%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。

2022年7月から反発トレンドでしたが、米国の地方銀行破たん、米国連邦政府の債務上限問題などで、相対的に財政基盤の弱い小型成長株は厳しい動きが続いています。
市場環境は引き続き厳しいですが、長期的な視点で見れば、小型成長株は歴史的な買い場となっています。

→ 2020年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2023年4月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

 

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