アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2023-10-20

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アメリカ成長株

2023年10月20日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1068.77で終わりました。一週間前に比べ-26.28(-2.40%)と続落しました。主要インデックスのNYダウ(前週末比-1.61%)やSP500(前週末比-2.39%)に比べても、やや弱い動きとなっています。

イスラエル・ハマスの問題を背景として原油価格が上昇し、さらにFRBの金融政策への

懸念もあり、長期金利が一段と上昇しました。これにより、成長株は全般に下落しました。米国経済自体は底堅いものの、リスク許容度が減少しており、株式市場は冴えない動きが続いています。特に、金利の上昇により大型・小型ともに成長株には厳しい相場となりました。

<米国政治>
引き続き「混乱は継続」しています。
下院共和党は強硬派のジョーダン氏を議長候補としましたが、議会での選挙で3回連続で否決されました。再び新たな候補者探しとなり、「振出しに戻る」という状況です。

また、先週のコメントで書いたように民主党内では、少数ですがリベラルの一部議員(いわゆるスクワッド)が「反イスラエル・親パレスチナ」を訴えています。民主党・共和党ともに、「内部分裂」が進んでいます。

<外部材料>
イスラエルのガザ侵攻が最大の関心を集めています。しかし、中国経済、ウクライナ侵攻もまったく「好転」していません。
先週のコメントでは、次の方向が見える一週間になるのでは、と書きましたが、単に不透明感が増した一週間でした。

イスラエルについては、G7はイスラエルの孤立化を恐れ(=イスラエルが追い詰められて、無茶苦茶にガザを攻撃する事につながる)、「イスラエルの立場はわかっている。だから自暴自棄になるな」という感じのメッセージをイスラエルに送り続けています。

しかし、このG7の「イスラエル支持」の行動は、親パレスチナ、あるいはグローバルサウスの国々には、「イスラエルには何も厳しいことは言わず、そのことが、パレスチナを追い詰め、今回のハマスの問題を引き起こした。」という、「G7が意図しない感情」につながっている感じがします。

イスラエルは「もうG7諸国の話は十分に聞いた。彼らもイスラエルの自衛について共感している。いよいよガザ侵攻だ」という感じになっています。しかし、G7以外の国々には「(我々が)ここまでガザ侵攻に反対しているのに、イスラエルはガザ侵攻を強行する。そもそもオスロ合意はどうなったんだ!(イスラエルによる力による現状変更を認める)G7はダブルスタンダードだ!」となっていきそうです。
G7とそれ以外の国々との溝が深まるリスクがさらに高くなりつつあります。

ウクライナの戦線では、10月も後半となり、通常であれば戦線は膠着する季節です。しかし、ロシアがアウディイウカへの大規模攻撃を行いました。(ロシアは大きな損害を出したようです)
またウクライナもドニプロ川の渡河攻撃をしています。引き続き戦線がどのように動くのか注視しています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2023年10月20日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1068.77/4224.16=25.30%
26週移動平均との乖離は-1.88%でした。

2020年12月中旬に長期的な持ち合いレンジを上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。

2022年7月から27%~28%程度で「底値での横這い」という感じでしたが、2023年9月にはいり、さらにこのレンジを下に突き抜けています。不透明な外部材料が目白押しとなり、小型成長株は、さらに厳しい状況となってきています。

上記の分析は単純にインデックスの水準だけを比較したものですが、ファンダメンタルデータ(利益水準およびPER)で比較しても、現在の小型成長株はかなり割安です。
「小型成長株は割安」になって1年以上となりますが、そろそろ小型成長株相場が来て欲しいと思っています。

→ 2020年4月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2023年8月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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