2023年5月26日の米国小型成長株インデックス（Russell 2000 Growth）は、1152.59で終わりました。一週間前に比べ-1.14（-0.10%）と横這いでした。主要インデックスのNYダウ（前週末比-1.00%）やSP500（前週末比+0.32%）も、方向性のない一週間でした。
米国連邦政府の債務上限問題は、「さすがに決裂はないだろう」でも「解決が決定するまでは様子見」という感じでした。
＜ウクライナ＞
バフムト陥落に対する、ウクライナのダメージコントロールは、「陥落を認めない」という方法で
した。
期待された「大規模反転攻勢」は、今のところありません。タイミング待ちという感じでしょうか？
＜小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 ＞
2023年5月26日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1152.59/4205.45=27.41%
26週移動平均との乖離は-1.04%でした。
シリコンバレー銀行の破たん、債務上限問題など不透明な環境が続いています。大型株に比べて「相対的に抵抗力の劣る小型株を売る」という動きで、相対的な低迷が継続しています。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32％～38％のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。2022年7月から反発トレンドでしたが、SVB破綻以後に再び安値近辺まで下落しています。
市場環境は引き続き厳しいですが、長期的な視点で見れば、小型成長株は歴史的な買い場となっています。
→ 2020年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス（2023年4月末時点）
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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