2021年11月26日の米国小型成長株インデックス（Russell 2000 Growth）は、1508.98で終わりました。一週間前に比べて、78.40ポイントの大幅続落（-4.94%）でした。主要インデックスのNYダウ（前週末比-1.97%）やSP500（前週末比-2.20%）と比べても、先週に引き続きかなり大きな負けとなっています。先週まで好調であったドリーハウスの小型成長株ファンド（米国小型成長株のアクティブ運用をしており、SBIのグレート・スモールも運用）も、今週はマイナス5.48%と急落しています。
木曜日が休場であったところに、南アフリカにおける新たな変異株のニュースで急落となりました。まだ不明なところが多いものの、一方でワクチンメーカーのコメントは100日程度で対応できるとのことです。
再びコロナ相場になるのか？それとも経済正常化＋インフレ懸念という先週までの相場に戻るのか？しばらくは不安定な相場になりそうです。
＜小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 ＞
2021年11月26日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1508.98/4594.62=32.84%
26週移動平均との乖離は-1.89%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32％～38％のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しましたが、再びこの歴史的なレンジに戻っています。
小型成長株は長期的に主要インデックスに勝っており、魅力的な投資機会を提供していると思っています。
→ 2019年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス（2021年10月末時点）
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
コメント