米国の小型成長株インデックスである、ラッセル2000グロースおよびラッセル2000をベンチマークとする、投資信託のリターンを比較しました。
SBIの米国小型成長株ファンドが引き続き、高いリターン上げています。
(円建てリターン) 2020年9月30日
投資信託
(注1) |
過去1ケ月 | 過去6ヶ月 | 過去1年 | 過去3年 | 過去5年 |
(実数) | (実数) | (実数) | (年率) | (年率) | |
R2000G | -2.29% | 34.88% | 13.13% | 5.29% | 8.23% |
SBI | 0.18% | 50.37% | – | – | – |
BR | -3.10% | 34.92% | 13.45% | 6.80% | 8.44% |
SMAM | -4.18% | 24.44% | 5.62% | 5.57% | 7.44% |
R2000G:ラッセル2000グロース:ベンチマークです。
SBI:SBI米国小型成長株ファンド(注2)
BR:ブラックロック米国小型成長株式オープンAコース(為替ヘッジなし)
SMAM:三井住友DS-米国小型ハイクオリティファンド(資産成長型)
(注2)
SBIの米国小型成長株は、日本でのファンド設定が2019年11月29日であり、国内投信の長期データが取れないため、運用をしているドリーハウス社のウェブサイトより、米国小型成長株(個人投資家向けクラス)のドル建てのリターンを掲載しました。ベンチマーク、SP500 ともに短期的にも長期的にも大幅なアウトパフォームをしています。
比較対象としてラッセル2000グロースのドル建てリターン、SP500、SP500のインデックスファンドも掲載しました。
(参考情報:ドル建てリターン) 2020年9月30日
投資信託
(注3) |
過去1ケ月 | 過去6ヶ月 | 過去1年 | 過去3年 | 過去5年 |
(実数) | (実数) | (実数) | (年率) | (年率) | |
R2000G | -2.14% | 15.71% | 8.18% | 11.42% | |
SBI-DH | 1.00% | 41.10% | 25.09% | 21.40% | |
SP500 | -3.80% | 15.14% | 12.28% | 14.15% | |
VSP500 | -3.81% | 15.00% | 12.13% | 14.00% |
SBI-DH: Driehaus US Small Cap Growth Investor Class (DVSMX)
(SBI米国小型成長株ファンドと同じファンドマネージャーが、同じ投資戦略で運用しているファンドです。)
VSP500 : Vanguard 500 Index Fund Investor Shares (VFINX)
(ヴァンガード社が米国で運用しているSP500のインデックスファンドです。)
米国の小型成長株インデックスである、ラッセル2000グロースは、この5年間は主要インデクスであるSP500にアンダーパフォームしています。しかし、アクティブ運用をしているSBIのファンド(を運用しているドリーハウスの米国でのドル建てファンドは)、ラッセル2000グロースのみならず、SP500のインデックスファンドも過去3年および5年の期間において大幅にアウトパフォームしています。
データソースはこちら
→ SBIの米国小型成長株を運用しているドリーハウス社のウェブサイト
→ ヴァンガード社のウェブサイト
(注3)米ドル建てのアメリカのファンドは、円建ての日本のファンドと直接比較することはできません。為替のコストや、運用手数料の違いなどがあるためです。このため、あくまで「参考情報」として見てください。
(参考)ラッセル2000グロースとSP500の相対的な動き
・超長期(2002年9月以降)
・短期(2019年1月以降)