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アメリカ成長株: マンデードットコム(monday.com):SaaS型の業務管理ツールを提供

IT

アメリカ成長株:マンデードットコム(monday.com)の概要

マンデードットコム
monday.com Ltd
ティーカーコード:MNDY
上場市場:NASDAQ National Market System

業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/MNDY

イスラエルに本社を置く、ソフトウェア開発企業です。2012年に設立され、2021年6月にNASDAQに上場しました。2020年度の売上は1億6112万ドル、従業員は799人です。

マンデードットコムはSaaS型の業務管理ツールを提供している企業です。SaaSとはSoftware as a Serviceの略称で、必要なサービスを必要な分だけクラウド上で利用可能にしたソフトウェアの利用形態のことです。

マンデードットコムが提供する業務管理ツール「ワークOS」は、プロジェクト管理・営業および顧客管理・タスク管理・メールやチャット・人事管理・ワークフローなど、業務上で必要な様々なアプリケーションを一つのワークスペースに集約して管理できるプラットフォームです。ワークOSは日本語を含む11の言語に対応しており、125,000以上もの企業にて利用されています。

業務アプリケーションが一つに集約されていることで、チームのすべての作業も1箇所で計画、整理、追跡が行えます。マネージャーは誰が何をやっているかを確認し、業務データを引用してフィードバックも行えるので、テレワークにおいてもコミュニケーションミスの心配がありません。また、ワークフローの構築によって定型的な作業を自動化・効率化でき、チームの生産性を向上してくれます。

上記のほか、ワークOSが特徴的なのはカスタマイズの容易さです。あらゆる設定が予め用意された200以上のテンプレートを使用するか、ドラッグ&ドロップによる画面操作のみで構築可能です。

それはエンジニアの手を借りずとも、各部門の担当者がその組織にあったカスタマイズを自分自身で行えます。使いやすく視覚的なインターフェースにより直感的に利用でき、学習コストも発生しません。

ワークOSには最初から様々な機能が搭載されていますが、さらに外部ツールとの連携も可能です。
・外部ツールとの連携を行うことで業務上利用するアプリケーションが完全に集約され、アプリケーションの切り替えが不要になります。Microsoft OfficeやGoogle Workspaceをはじめとした各分野で主要な40以上のツールに対応しており、数回のクリックで連携が完了します。
・ワークOS専用の拡張機能のマーケットプレイスも用意されており、他社によって開発された便利なアプリケーションが即時に導入できたり、それとは反対に拡張機能を独自開発して販売も行えます。

製品の価格は利用可能な機能に応じてプランが用意されており、プランごとの基本料金とユーザー数による従量課金になります。2ユーザーまでの個人利用では無料で利用可能です。

近年、マンデードットコムは急速に成長しており、直近の四半期の売上から、2021年度の売上は85%成長の2億3600万ドルと予測されています。SalesforceとZoomといった名だたる企業から投資されていることからも、今後のさらなる成長に対する期待が伺え、同社の今後の動向に注目です。

会社ウェブサイト
https://monday.com/lang/ja/

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