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アメリカ成長株: アレグロ・マイクロシステムズ(Allegro MicroSystems):センサー&パワー半導体メーカー

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アメリカ成長株: アレグロ・マイクロシステムズ(Allegro MicroSystems)の概要

アレグロ・マイクロシステムズ
Allegro MicroSystems Inc
ティッカーコード:ALGM
上場市場:NASDAQ National Market System

業績についてのリンク
https://finance.yahoo.co.jp/quote/ALGM/annual

アレグロ・マイクロシステムズ社は大手の半導体メーカーで、主にセンサーIC(集積回路)とパワーICを手掛けています。
同社のセンサーICは主に、回転や方向を検知して利用するシステムに使われる磁気・加速度センサーと電流センサーです。

自動車のパワーステアリング、ブレーキ制御、安全装置、自動運転システムから様々なモーターの制御、電力メーターまで広く利用されています。

パワーICは大電力を流せるICで、微弱な電力を流すだけの計算用のICとは大きく異なるものです。
同社は大電力が使われる太陽光・風力発電とハイブリッド・電気自動車のためのパワーICを製造しています。

太陽光・風力発電で作られるDC(直流)電力は、送電線に送るためにパワーICでAC(交流)電力に変換する必要があり、一時的に電気を溜めておくバッテリーの充放電制御にもパワーICは欠かせない存在です。

また、ハイブリッド・電気自動車では電力利用の効率化とモーター・インバーターの制御にもパワーICが使われています。
センサーICやパワーICはどちらも自動車部品として幅広く使われているため、自動車部門は同社の売上の70%以上を占める重要なセクターになっています。
この他にもLEDドライバーという省電力に貢献するLEDライトの制御に使われるICもあり、同社の扱うICの多くが環境負荷を下げるのに役立っています。

現在、世界中で進む再生可能エネルギーの促進、電気自動車へのシフト、自動運転の普及が後押しとなり、同社には大きな成長のチャンスとなっています。

ところが先日、EUが2035年までにハイブリッド車を含むエンジン車の発売を禁止する方針を撤回するという発表がありました。
これには環境団体から「環境保護に向けた取り組みを後退させる」との批判が出ていて、実際これからの環境保護促進の流れに少なからず水を差すのは明らかでしょう。

撤回の主な理由は、ドイツがエンジン車製造の雇用の急速な消失に懸念を示したためですが、充電インフラの整備不足やバッテリー材料のレアメタル供給の問題などの要因もあると言われています。

このEUの方針転換によって電気自動車の開発や普及が遅れる可能性がありますが、同社の場合には、エンジン車、ハイブリッド車、電気自動車の、どの形式にも使われるIC部品を提供しているため影響は少ないと考えられます。

電気自動車の促進には若干横槍が入る形にはなりましたが、電気自動車と充電システムや自動運転など、これから発展する技術を支える部品を開発・製造する同社が今後も自動車業界の成長に貢献していくこと自体に変わりはないでしょう。

会社ウェブサイト
www.allegromicro.com/en

 

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