2023年7月7日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1210.62で終わりました。一週間前に比べ-22.36(-1.81%)と反落しました。主要インデックスのNYダウ(前週末比-1.96%)やSP500(前週末比-1.16%)とほぼ同程度の下落となっています。
FRBの金利引き上げの姿勢が、市場の期待よりタカ派であったことから、一週間前の上昇の多くを消す相場となりました。
<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2023年7月7日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1210.62/4398.95=27.52%
26週移動平均との乖離は-0.76%でした。
2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。
2022年7月から反発トレンドでしたが、米国の地方銀行破たん、米国連邦政府の債務上限問題などで、相対的に財政基盤の弱い小型成長株は厳しい動きが続いています。
市場環境は引き続き厳しいですが、長期的な視点で見れば、小型成長株は歴史的な買い場となっています。
→ 2020年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2023年5月末時点)
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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