アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2020-06-19

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アメリカ成長株

2020年6月19日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1033.03で終わりました。一週間前に比べて、36.43ポイントの反発(+3.66%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+1.04%)やSP500(前週末比+1.86%)より堅調に動きました。一週間前がアンダーパフォームしていましたが、それを取り返した感じです。

市場は「経済活動再開による経済データの改善」「財政を使った巨額インフラ投資等の政策」というプラス材料と、「経済活動再開+デモを背景とする感染者増加」というマイナス材料の綱引きになっています。

<コロナの感染データ>
フロリダとテキサスの新規感染者数の増加が急激しています。(カリフォルニアも増えていますが、それほど急激ではありません)しかし、日次死者数は「まだ」横ばいです。
これらの州は、人口も経済規模も大きいため、アメリカ全体の景気動向に影響を与えます。

感染者がいくら増えても、死者が増えなければ問題はありません。そもそも薬は、「感染者を死なないようにするためにある」のですから。しかし、ここまで急激に新規感染者が増えて、本当に死者数の増加を抑えられるのか?

日次死者数の横ばいが続けば、「やっぱり薬はすごい」となり、安心感が広がり買い材料となります。しかし、今後タイムラグを経て日次死者数が急増したら「やっぱりワクチンがでるまでダメ」となり、一気に楽観論は萎みます。

下記のサイトでの数字を注視して見ています。(特に、カリフォルニア、テキサス、フロリダ)
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/

<米中の緊張>
トランプ大統領がウィグル人権法案に署名しました。市場ではあまり焦点が当たっていませんが、「具体的な制裁」が出た時には、かなりの影響がでると思います。また、香港についてはポンペオ国務長官が継続的に発言しています。引き続き、「中国・香港への次の一手」を注目しています。

<米国の小型成長株の割安について>
6月19日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1033.03/3097.74=33.35%
26週移動平均との乖離は、+0.81%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、長期的に32%~38%のレンジで推移していました。
短期的には中立、長期的にはまだ小型成長株は割安、という感じです。

→ 小型成長株の割安度の長期的な趨勢
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2020年5月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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