アメリカ成長企業

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アメリカ成長株:ブリンクス(Brinks):ギャングにも対抗する警備会社

その他

アメリカ成長株:ブリンクス(Brinks)の概要

ブリンクス
Brinks
ティッカー・コード:BCO
上場市場:NYSE

業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/BCO

アメリカの映画には、ギャングが良く出て来ます。また、日本とは違い、銃があふれている社会です。警備会社は、日本とは比べものにならないぐらい、強力な警護力が求められます。

アメリカで、そして世界最大の「現金輸送会社」が、このブリンクス社です。防弾トラックを使って、世界中で現金を輸送しています。

1859年にペリー・ブリンク氏(Perry Brink)によって創設されました。160年前で、会社のウェブサイトには「160年」と書かれたマークが掲げられています。1962年に石炭会社のPittston社によって買収されましたが、2000年代に入って石炭事業を売却したため(残ったのはこの警備会社がメインとなったため)、会社の名前をBrinksとしました。

日本の警備会社と同じく、一時は「ホームセキュリティー」もやっていました。しかし、2008年にADT社に売却したため、現在は「現金輸送」などより厳重な警備に事業を集中させています。

事業内容は
・現金輸送
・貴重品の輸送
・空港警備
・ガードマン・・・等です。
顧客は、金融機関、小売店、政府、中央銀行、造幣局、宝石商、等となっています。

既に世界中で事業を展開しており、41か国の拠点があり、顧客のいる国は100か国以上、13,500台の輸送車を持ち、従業員の総数は62,400人となっています。(2019年9月現在)

売上の53%は北米以外、営業利益に至っては68%が北米以外となっています。まさに、世界的な会社です。世界経済の成長→現金や貴金属、貴重品の輸送量も増加、という非常にわかりやすい「成長企業」です。

<Great Brink’s Robbery>
この会社の歴史は、強盗の歴史でもあります。いくつかの有名な強盗事件の対象となってきました。その中でも有名なのは Great Brink’s Robbery (ブリンク相手の大規模強盗)です。

1950年にボストンであった大強盗事件で、11人のギャングがブリンクのビルを襲い、280万ドル(現在の価値で約30億円)の現金や小切手を強奪したそうです。その後この11人は全て逮捕されたそうですが。

映画にあるようなことが、実際に起こっていたなんて、ビックリします。

会社のウェブサイト
http://www.brinks.com/en/#WelcomeCorporateSite

 

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