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アメリカ成長株市場の動き-2022-10-21

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アメリカ成長株

2022年10月21日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1085.78で終わりました。一週間前に比べ39.78ポイントの大幅反発(+3.80%)でした。しかし、主要インデックスのNYダウ(前週末比+4.89%)やSP500(前週末比+4.74%)に比べると、やや伸び悩んだ動きでした。

ここ数週間、「売り材料には底堅く、もし何か明確な買い材料があればかなり反発する」相場となっています。引き続き長期金利は上昇を続けましたが、企業決算の内容もそこそこ良好で、株式市場は全体ではプラスとなっています。

業績が下支えしている株式市場は、「どこで金利上昇が打ち止めになるかが、見えること」に焦点をおいています。住宅ローン金利が7%を超え、一部のIT銘柄ではリストラの発表が出ています。雇用市場と不動産価格に弱い数字が出たタイミングで、株式市場の本格的な反発を期待しています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2022年10月21日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1085.78/3752.75=28.93%
26週移動平均との乖離は+0.67%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。2022年7月から反発トレンドになっていますが、現在でも歴史的な安値水準にあります。

まだまだ、小型成長株は買い、と思っています。

→ 2020年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2022年9月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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