2021年12月17日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1447.37で終わりました。一週間前に比べて、24.93ポイントの下落(-1.69%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比-1.68%)やSP500(前週末比-1.94%)と同程度の下落率でした。
テーパリングの加速、オミクロン株の感染拡大など株式市場を取り巻く環境は依然として悪く、冴えない動きが続いています。また、小型成長株の主力株に対する弱さも継続しています。
<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2021年12月17日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1447.37/4620.64=31.32%
26週移動平均との乖離は-2.85%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しましたが、再びこの歴史的なレンジに戻っています。
現在の水準は、この32%~38%のレンジの下限にあり、2020年のコロナの最悪期に匹敵する非常に割安な水準になっています。
→ 2019年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2021年11月末時点)
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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