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アメリカ成長株市場の動き-2021-12-10

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アメリカ成長株

2021年12月10日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1472.30で終わりました。一週間前に比べて、34.61ポイントの反発(+2.41%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+4.02%)やSP500(前週末比+3.82%)と比べるとやや弱い反発でした。

木曜日までは、オミクロン株への懸念が薄れたことから、小型成長株もかなり大きな反発でしたが、金曜日になって主力株が続伸したにもかかわらず、小型成長株が反落したため、相対的に弱い反発となりました。

オミクロン株については、感染力は強いものの重症化率は高くないこと等から一時の懸念が大幅に薄れました。一方で、インフレ懸念は逆に強まったことから、再びインフレとテーパリングが注目される相場に戻った感じです。

金曜日の相場は、小型成長株に対する金利上昇懸念が現れたと言えます。しかし、小型成長株の中には景気敏感株も多くあります。インデックス全体ではなく個別株主導の相場が一段と強くなっています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2021年12月10日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1472.30/4712.02=31.25%
26週移動平均との乖離は-3.13%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しましたが、再びこの歴史的なレンジに戻っています。

現在の水準は、この32%~38%のレンジの下限にあり、先週に引き続きかなり割安な水準にあると思っています。

→ 2019年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2021年10月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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