2021年7月2日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1580.07で終わりました。一週間前に比べて、6.83ポイントの小幅下落(-0.43%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+1.02%)やSP500(前週末比+1.67%)はやや上昇しており、一週間前の急上昇の反動が出た感じです。
マクロ経済の回復は順調であり、雇用統計は非常に強い数字となりました。しかし、長期金利は落ち着いており、企業の業績を素直に反映する相場になりつつあります。
<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2021年7月2日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1580.07/4352.34=36.30%
26週移動平均との乖離は-2.34%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。しかし、2020年12月中旬にこのレンジを上に離れました。7年間の持ち合いが終わり、今後数年にわたる長期的な小型成長株相場が続くと思っています。
2021年2月上旬には、43%まで急上昇しましたが、その後3月に入りこの急上昇の反動で急落し、一時35%台まで下落しました。現在はリカバリーの途中という感じです。長期的な買い場を提供していると思っています。
→ 2019年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2021年5月末時点)
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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