2019年11月29日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1063.97で終わりました。一週間前に比べて、29.93ポイントの上昇(+2.89%)と大幅上昇となりました。主要インデックスのSP500(前週末比+0.99%)やNYダウ(前週末比+0.63 %)に対しても、かなり大きなアウトパフォーマンスでした。
トランプ大統領が、「香港人権法」に署名したことで、米中の貿易交渉の不透明感が上がったことから、感謝祭空け金曜日の相場がやや下落しました。しかし、月~水に米国経済の底堅い動き(GDP成長率や個人消費)を市場が好感して、大きな上昇となりました。
「香港人権法」署名の悪影響についても、「中国のアメリカへの報復は、弱っている中国経済にも悪影響なため、それほど厳しいものはでないのでは?」との予想があり、金曜日の下げも比較的小さなものでした。
ブラックフライデー(感謝祭空けの金曜日で、年末商戦初日)も好調との見方が多く、引き続き「懸念される外部材料と、堅調な国内景気」の綱引きになると予想されます。
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