アメリカ成長株:エクストリーム・ネットワークス(Extreme Networks)の概要
エクストリーム・ネットワークス
Extreme Networks Inc
ティーカーコード:EXTR
上場市場:NASDAQ National Market System
業績についてのリンク
https://finance.yahoo.co.jp/quote/EXTR/annual
ノースカロライナ州モリスビルに本社を置く、ネットワーク機器メーカーです。1996年5月に設立され、2021年12月にNASDAQに上場しました。2022年6月期での売上は11億1232万ドル、従業員は2,643人です。東京に日本法人も構えています。
エクストリーム・ネットワークスではネットワーク技術をよりシンプルに、より速く、より俊敏に、より安全にするというビジョンを掲げています。またその先にある究極のゴールとして、常にお客様がネットワークを超えてつながり、顧客との関係を強化するという、「顧客主導型ネットワーキング」の構築を目指している企業です。
同社の代表的な製品として、ExtremeApplicationsがあります。この製品は有線接続および無線接続のネットワーク状態を可視化し、パフォーマンス分析、運用の自動化、およびネットワークの一元管理などを行うことができます。
セキュリティ面では、ネットワークを利用するユーザごとや接続デバイスごとにきめ細かくアクセス制御が行えます。承認されていないユーザやデバイスがネットワークにアクセスするのを未然に防ぐことで、企業が保持するデータの保護に役立ちます。
製品の提供だけでなく、顧客のネットワーク構築や日々の管理のサポートサービスも行っています。エクストリーム・ネットワークスは顧客が利用するネットワークの速度や安全性を高めるために100%自社の専門のエンジニアが、ネットワークの初期構築のためのコンサルティングから構築後の管理までサポートし、ネットワーク管理戦略の成功を支援しています。
上記サービスを利用することで、顧客のITチームの負担を軽減したり、ネットワーク技術を常に最新化して急速に進化している今日のテクノロジーに先手を打つことができます。このようなサポートサービスも業界から評価されており、Gartner Peer Insightsレビューではサービス及びサポート部門において第1位を獲得しました。
これらの他、同社の特徴としてスポーツリーグとのパートナーシップを多数結んでいることが挙げられます。メジャーリーグをはじめ、フットボールやホッケーリーグといったスポーツリーグおよびスポーツ団体に対し、会場でのモバイルチケットやデジタルエントリー、タッチレス決済、会場でのWifi利用、食べ物の注文といった様々な場面でエクストリーム・ネットワークスの製品が利用され、運営を支えています。
このように大勢の観客が同時にネットワークに接続し、快適に利用できるのは同社のネットワークの技術力の高さがあるからこそです。
エクストリーム・ネットワークスは現在世界中で50,000以上もの顧客を抱え、ネットワーク業界でもトップ3に入ると言われるほどの企業に成長しました。Gartnerの有線/無線LANインフラ部門でも4年連続でリーダーに選出、さらに近年急成長を遂げている企業であり、今後も成長が楽しみな企業です。
会社ウェブサイト
https://jp.extremenetworks.com/
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