アメリカ成長株:ウィネベーゴ・インダストリーズ(Winnebago Industries)の概要
ウィネベーゴ・インダストリーズ
Winnebago Industries, Inc.
ティッカーコード:WGO
上場市場:NYSE
業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/WGO
先日ウォーレン・バフェット氏が、航空会社の株を全て売却したというニュースがありました。コロナの問題は、今後数年続くを言われています。飛行機の中は3密ということでしょう。また、クルーズ船もなかなか利用しにくい雰囲気になってきました。
しかし、旅行に行きたいという人々の欲望は消えないと思います。ソーシャル・ディスタンスを取りながら旅行する方法の一つに、「自家用車で移動する」という方法があります。そして泊まるところも他人と距離を取りたければ、「キャンピング・カー」という選択肢が出てきます。
今回紹介するウィネベーゴ社は、1958年に創業されたキャンピング・カーの製造・販売会社です。会社の拠点であるアイオワ州のネイティブ・アメリカンであるウィネベーゴ族から名前を取っています。
近年、様々なキャンピング・カーの会社をM&A、さらに2018年にはモーターボート会社も購入して事業を拡大させています。現在の売上高は年商2000億円程度まで成長してきています。
ところで、キャンピング・カーと言っても、様々なものがあります。まず、大型(クラスA)、中型(クラスB)、小型(クラスC)とサイズによって分かれます。
また、自動車と一体となったもの=Motorhomes、と車の後ろに付けて引く家=Towables があります。
同社のMotorhomesのクラスA~クラスCは、以下のようになっています。
クラスA : 一番上のクラスで、大型~小型バスの大きさです。豪華なものは、動くワンルームマンションという感じです。価格帯は、ベース価格(いろいろオプションを付ける前)で14万ドル~43万ドル(1500万円~4600万円:1ドル=107円として)となっています。
クラスB:見た感じは、超大型ワゴン車を改造したような車です。金額は10万ドル~17万ドル(1070万円~1800万円)となっています。
クラスC:日本人がイメージするキャンピング・カーです。運転席の上にベッドが出っ張っている形態です。金額はクラスBとあまり変わらず、10万ドル~17万ドル程度です。
同社の最高級クラスの「HORIZON」(クラスAになります)の場合、長さは43フィート3インチ(約13.18メートル)、金額は43万ドル~(約4600万円:1ドル=107円として)となっています。
下記のウェブサイトに行けば、ビデオを見ることができます。日本の生活では考えられないような「車上生活」が送れます。
ウィネベーゴ社は、M&A+市場の成長で、会社は成長しているのですが、そういう数字はおいておいて、豪華なキャンピングカーを見るだけでも、なんか楽しい気分になります。
会社ウェブサイト
https://www.winnebago.com/home
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