アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2025-11-07

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アメリカ成長株

2025年11年7日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1637.75で終わりました。一週間前に比べて-48.81(-2.89%)と大幅続落しました。主要インデックスのNYダウ(前週末比-1.21%)およびSP500(前週末比-1.63%)に比べて、弱い動きでした。

AI関連銘柄の割高感を背景に関連銘柄に大幅な利食い売りが入ったこと、政府閉鎖の長期化による経済の不透明感が出てきたことから、市場全体はさえない動きでした。ただし、一部の大手IT企業が好決算による上昇があったことから、主力インデックスは相対的に下げが少なくなっています。

結果的に、小型成長株はかなり大きな下落となっています。しかし、米国小型成長株は、主力株に比べてかなり割安であり、さらにAI以外の幅広い投資対象があります。また、AI関連についても、データセンターの建設関連など周辺産業も多くあります。長期的には、米国小型成長株が主力インデックスにアウトパフォームすると期待しています。

<プライベート・クレジット問題>
今週は続報がありません。しかし、この問題はすぐに片付くとは思っておらず、引き続き高い関心を持って見ています。

<外部材料>
従来から以下の3つの材料を懸念しています。
・中国経済
・欧州政治
・中東問題

今週も、米国小型成長株にとって、売り材料はありませんでした。

しかし、このコメントで数週間前から指摘しているポクロウシクの件が、ようやく日本でも報道され始めました。
ポクロウシクは陥落しそうです。前回のコメントで「第一次世界大戦が、長期の膠着後、アミアンの戦いで一気に流れが変わった」と書きました。ポクロウシクが「アミアンの戦い」になるとは言い切れませんが、今後ドンバス戦線のみならず、ウクライナを取り巻く国際情勢全体にも大きな影響を与えると思っています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2025年11月7日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1637.75/6728.80=24.34%、
26週移動平均との乖離は+0.35%でした。

2025年4月のトランプ関税ショックの時には、23%割れの水準まで売り込まれました。しかし、利下げや景気の底堅さにより米国小型成長株は少しずつ「負け」を回復してきました。しかし、まだまだ長期的には「割安」な水準です。

米国小型成長株は、トランプ政権の「米国一国主義」の恩恵を一番受けます。長期的な回復相場を期待しています。

→ 2022年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2024年11月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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