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アメリカ成長株市場の動き-2025-07-18

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アメリカ成長株

2025年7月18日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1494.30で終わりました。一週間前に比べて+20.44(+1.39%)と反発しました。

主要インデックスのNYダウ(前週末比-0.07%)およびSP500(前週末比+0.59%)と比べるとかなり強い動きでした。

欧州などへの関税の問題はくすぐるものの、米国景気・企業業績の底堅さがあり、米国株式は比較的堅調に推移しています。

米国小型成長株の相対的な動きに焦点を当てると、2025年3月中旬から小型成長株と主力インデックスの比率はほぼ変わらず、小型成長株は主力株に対してかなり安定した動きとなってきました。

<トランプ政策>
トランプ政策がアメリカンファーストであるため、米国経済の動きとの関連の強い米国小型成長株への追い風が吹くと考えています。

トランプ政権発足後の5か月間の米国小型成長株のリターンは正直言って期待外れでした。関税問題などの「不透明感」が、主力株に比べて相対的に脆弱であると考えらえる米国小型成長株にとって、アゲインストな環境となりました。

しかし、ファンダメンタルの方向は、米国小型成長株にとってプラスです。一方で、
現在の米国小型成長株は歴史的な安値ゾーンにあります。長期的な上昇トレンドが始まるのを期待しています。

<外部材料>
従来から以下の3つの材料を懸念しています。
・中国経済
・欧州政治
・中東問題
今週は、米国小型成長株に悪材料となる動きはありませんでした。

<ウクライナ>
先週のこのコメントでは、「トランプ大統領の出す重大な声明」について懸念していると書きました。米国がロシアと対決するような形に戻るのでは?と心配したからです。

しかし、トランプ大統領の声明の内容は、「表面的な印象」はかなり反ロシア・親ウクライナですが、中身を見ると極めて穏当でした。

「武器はウクライナに送る。しかし、それは欧州諸国が米国から新しい武器を買って、古いものをウクライナに送れ。」「ロシアに制裁をする。しかし、50日間をかけて検討する」というもので、実質的にはロシアとの直接の衝突をさける内容でした。
これでは、米国小型成長株にとって悪材料にはなりません。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2025年7月18日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1494.30/6296.79=23.73%、
26週移動平均との乖離は-0.03%でした。

現在の水準は「この比率の新安値」です。米国小型成長株は、新たな「相対的な下落水準」に落ち込んでいます。長期的にみれば「異常値」がさらに「異常に」なっている状況です。

しかし、トランプ政策は長期的には米国小型成長株にとってプラスであると思っています。
「超割安な小型成長株の、長期的な買い場」を提供していると思っています。

→ 2021年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2024年11月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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