アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2025-05-02

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アメリカ成長株

2025年5月2日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1336.21で終わりました。一週間前に比べ+46.70(+3.62%)の続伸となりました。
主要インデックスのNYダウ(前週末比+3.00%)およびSP500(前週末比+2.92%)と比較しても、やや強い動きです。引き続き4月上旬の強烈なアンダーパフォームの反動高が来ています。

雇用統計が堅調であったころ、マイクロソフトやメタ等の決算が好調であったこと、それから中国との関税問題が緩和の方向に向かうのでは?という期待もあり、4月上旬の強烈な下落から回復基調が続いた一週間でした。

しかしながら、トランプ政策による経済への影響が具体化するのはこれからです。また、日本との交渉でも明白なように、「何ら具体的な着地点」は見えていません。
まだまだ、トランプ政策によって振り回される市場環境は続きます。

<トランプ政策>
トランプ政権は、貿易+国家安全保障、ともに「米国が海外から利用されている。この関係をリセットする」というのが基本的な考えです。
米国の財政および貿易赤字が膨大であり、かつ、この2つの赤字によって世界経済を引っ張るというシステムは永遠に続けることは不可能です。さらに、米国に工場が少ないことは、国家安全保障上の問題にもつながっています。

トランプ政権の政策が「効率的かどうか?」は今後分析が必要ですが、「目指す方向」はある程度認めざるとえません。
大統領令によってシグナルは出しました。そのシグナルに対する相手(各国政府)や国内の抵抗勢力(司法を含めて)との闘いはこれからです。やっぱり無茶なのか?それとも功を奏するのか?中間選挙まで1年6か月。トランプ政権の政策の具体化が見えてきます。

<外部材料>
現在は以下の3つの材料を懸念しています。
・中国経済
・欧州政治
・中東問題
外部材料に大きなものはなく、米国小型成長株への影響もありませんでした。
まだ大事になっていませんが、インドとパキスタンの関係は心配しています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2025年5月2日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1336.21/5686.67=23.50%、
26週移動平均との乖離は-1.12%でした。

現在の水準は「この比率の新安値」です。米国小型成長株は、新たな「相対的な下落水準」に落ち込んでいます。長期的にみれば「異常値」がさらに「異常に」なっている状況です。

しかし、トランプ政策は長期的には米国小型成長株にとってプラスであると思っています。
「超割安な小型成長株の、長期的な買い場」を提供していると思っています。

→ 2021年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2024年11月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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