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アメリカ成長株:ブート・バーン(Boot Barn):ブーツやジーパンなど西部劇を彷彿とさせるファッション専門小売

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アメリカ成長株:ブート・バーン(Boot Barn):の概要

ブート・バーン
Boot Barn
ティッカーコード:BOOT
上場市場:NY証券取引所

業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/BOOT

西部劇にでてくるようなブーツは、日本では限られた数の消費者にだけ受け入れられる商材です。ジーパンも日本では既に「過去はやったファッション」という感じです。しかし、本場アメリカでは、ブーツやジーンズなど「西部劇(Western Lifestyle)のようなファッション  」に特化した小売りが、まだまだ成長しているのです。

このブート・バーンという会社は、ブーツ、ジーンズ、屋外用作業用の靴や服などに特化した小売業です。例えばCody James, Wrangler, Hawx, Ariat, Justin 等々、数多くのブランドを扱っています。日本でいえば、ジーンズメイトのような会社と言えます。2019年3月30日現在で、33州に240の店舗を出しています。

ジーンズメイトの業績を見れば明白ですが、日本の場合にはこの分野は長期的に売り上げが低迷しています。アメリカにおいてもこれらの商材がブームになっているわけではありません。もちろんアメリカの場合は、国土の広さも様相も違います。広大な平原も山地もあります。生活文化もまったく異なります。さらに、日本とは異なり人口も増加しています。

しかし、ブート・バーン社の成長は、「マクロ環境による成長」だけでもたらされたわけではありません。店のコンセプトを明確にし、膨大な数の商品を在庫にそろえ、店頭にタッチスクリーンを完備することで、顧客の細かいニーズに答えています。さらにイーコマース(ネット販売)にも力を入れています。また、積極的なM&Aを行うことで、店舗ネットワークの充実を図っています。経営の力で、成長をしているのです。

例えば「M&A」についてはここ数年、次のような会社を次々と購入しています。

Sheplers  : 2015年6月。25店舗を持っていた会社です。目的はテキサスとデンバーの地域に展開することです。購入後25店舗のうち、19店舗をブート・バーンにリニューアルし、6店舗は閉めています。

Country Outfitter : 2017年2月。ネットで西部ファッション・グッズを販売し、またソーシャル・メディアも持っていた会社です。

その他、Wood Boots(2017年9月、4店舗、テキサス)、Lone Star Western & Casual(2018年4月、3店舗、テキサス)、Drysdale(2018年7月、オクラホマ)など次々と買収しています。

西部劇にでてくるようなファッションの小売り企業として、これからも高い成長を目指すようです。

会社ウェブサイト
https://www.bootbarn.com/

 

 

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