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アメリカ成長株市場の動き-2025-06-27

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アメリカ成長株

2025年6月27日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1453.52で終わりました。一週間前に比べて+42.91(+3.04%)と大幅続伸しました。

主要インデックスのNYダウ(前週末比+3.82%)およびSP500(前週末比+3.44%)と比較するとやや伸びを欠いたものの、堅調な一週間でした。

イランの核施設への攻撃でリスクオフが懸念されましたが、いきなりの停戦合意となり一気にリスクオンに変化しました。さらに、FRBの理事の中から早期利下げの言及があり、AI関連の好決算が発表されたりと、買い材料が相次ぎ、非常に堅調な一週間でした。

<トランプ政策>
トランプ政策がアメリカンファーストであるため、米国経済の動きとの関連の強い米国小型成長株への追い風が吹くと考えています。

しかしながら、トランプ政権発足後の5か月間の米国小型成長株のリターンは正直言って期待外れでした。関税問題などの「不透明感」が、主力株に比べて相対的に脆弱であると考えらえる米国小型成長株にとって、アゲインストな環境となりました。

ファンダメンタルの方向は、米国小型成長株にとってプラスです。さらに現在の米国小型成長株は歴史的な安値ゾーンにあります。長期的な上昇トレンドが始まるのを期待しています。

<外部材料>
従来から以下の3つの材料を懸念しています。
・中国経済
・欧州政治
・中東問題
米軍によるイランの核施設への爆撃により、一気にリスクオフとなることを懸念していましたが、急転直下停戦となりました。
しばらくは、外部材料は「様子見」という感じです。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2025年6月27日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1453.52/6173.07=23.55%、
26週移動平均との乖離は-0.39%でした。

現在の水準は「この比率の新安値」です。米国小型成長株は、新たな「相対的な下落水準」に落ち込んでいます。長期的にみれば「異常値」がさらに「異常に」なっている状況です。

しかし、トランプ政策は長期的には米国小型成長株にとってプラスであると思っています。
「超割安な小型成長株の、長期的な買い場」を提供していると思っています。

→ 2021年6月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2024年11月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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