2023年2月17日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1211.08で終わりました。一週間前に比べ19.20の反発(+1.61%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比-0.13%)やSP500(前週末比-0.28%)は小型続落しており、相対的にも強い動きでした。
この一週間は、「インフレも景気も予想より強い」という材料を、どのように織り込むかという一週間でした。CPIとPPIが予想より高い上昇率を示したというマイナス材料となり、一方、小売り売上高も予想より強くプラス材料でした。
<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2023年2月17日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1211.08/4079.09=29.69%
26週移動平均との乖離は+0.71%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。2022年7月から反発トレンドになっていますが、現在でも歴史的な安値水準にあります。
→ 2020年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2022年12月末時点)
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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