2020年12月18日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1459.79.で終わりました。一週間前に比べて、65.94ポイントの続伸(+4.73%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+0.44%)やSP500(前週末比+1.25%)の上昇に比べて、2週連続で大幅にアウトパフォームしました。前週と同様、コロナの新規感染者数は毎日20万人を超えるという異常事態ですが、ワクチン接種+景気対策期待から株式市場、特に小型成長株は底堅い動きとなっています。
<小型成長株相場?>
先週はフェイスブック、今週はグーグル。大型IT銘柄に対する社会の厳しい目が続いています。そして今週ついに、SP500÷ラッセル2000グロースは39%を超えて、史上最高レベルを更新しました。小型成長株の大きな上昇相場が起きつつあります。
12月18日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1459.79/3709.41=39.35%
26週移動平均との乖離は、+4.77%でした。
ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。7年近い持ち合いを上に離れたわけで、今後数年にわたる「小型成長株優位の地合い」が続くと期待しています。
→ 2019年4月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2020年11月末時点)
(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)
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