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アメリカ成長株:スプリンクラー(Sprinklr):企業向けの統合CXMプラットフォームを提供

IT

アメリカ成長株:スプリンクラー(Sprinklr)の概要

スプリンクラー
Sprinklr Inc
ティーカーコード:CXM
上場市場:NYSE(ニューヨーク証券取引所)

業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/profile/CXM

ニューヨーク州ニューヨークに本社を置く、ソフトウェア企業です。2011年に設立され、2021年6月にニューヨーク証券取引所に上場しました。2021年度の売上は3億8693万ドル、従業員は2469人です。日本を含め25カ国に支社を持っています。

スプリンクラーは企業向けの統合CXMプラットフォームを提供している企業です。
CXMとはカスタマー・エクスペリエンス・マネジメントの略語であり、顧客と企業との接点において生じる一連の体験の質を高めようとするマーケティング手法を表します。そして統合CXMプラットフォームは企業における全顧客のCXMを管理し、体験の質を高めるための機能をもつシステムです。

類似の概念として、CRM(顧客関係管理)が存在します。CXMとの違いとしては、CRMではデータをもとに顧客ごとのニーズに応じた最適なアプローチを行うことを目的としていますが、一方CXMでは顧客との接点において価値ある体験を付加することで顧客ロイヤルティ(企業やブランド・商品に対して抱く愛着や信頼)を高めることを主眼に置いています。

スプリンクラーの統合CXMプラットフォームは企業向けに設計された唯一のプラットフォームです。これまでになかった革新的なサービスにより、Microsoft・CISCO・Dell・Nikeを始めとする世界規模の企業にも利用されている製品となっています。

製品として特徴的なのは、電話やメール・SNSなどの35以上のデジタルチャネルにおける何十億もの顧客の会話をAIがリアルタイムで学習・分析することで、顧客の意図や感情を特定し、適切な案内が行えることです。

例えば機能の一つであるケース管理AIでは、顧客の意図や感情からサポートケースを自動で作成し、情報とともに適切なエージェントが割り当てられ、顧客対応を行います。

さらにエージェントコンソールでは、各顧客とのやりとりの満足度をリアルタイムで予測・システムからフィードバックを受け取り、エージェントの顧客対応をサポートしてくれます。

これらのように、顧客体験を高めるための仕掛けやデータが様々搭載されており、その効果は顧客との最初の接点での顧客解像度は通常の1500%向上・応答時間は21倍短縮・応対時間は40%削減というデータがあがっています。

デジタル化が進むことで、従来の対面接客ではなく、オンライン上での非対面やチャットボットにおけるコミュニケーションの機会が格段に増えています。
そういったデジタルコミュニケーションで質の高い顧客体験を提供できるようにサポートしてくれるのが、スプリンクラーの統合CXMプラットフォームです。

スプリンクラーはアナリスト業界でも最も信頼される調査会社であるForresterの業界レポートにおいてリーダーに選出され、23の基準で最高のスコアを獲得しました。

企業の使命として「地球上のすべての組織が顧客をより幸せにすることを可能にする」ことを掲げており、スプリンクラーは今後も新たな顧客体験を生み出してくれるという、そんな期待をさせてくれる企業です。

会社ウェブサイト
https://www.sprinklr.com/

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