2020年4月3日の米国小型成長株インデックス（Russell 2000 Growth）は、739.99で終わりました。一週間前に比べて、48.87ポイントの大幅反落（-6.08％）でした。主要インデックスのNYダウ（前週末比-2.70%）やSP500（前週末比-2.08%）に比べてもかなりのアンダーパフォーマンスとなっています。
新型コロナ肺炎は、米国を中心に一段と感染が広がり、実態経済への影響もますます大きくなってきています。しかし、政策の下支えにより、株式市場は一時のパニック売りという感じではなくなってきています。「金融・財政政策で時間を稼いでいる間に、既存薬（あるいは治験薬）を活用した効果的な処方箋がでてくるのを待つ」という状況と思っています。（新規の特効薬やワクチンの開発はまだ時間がかかるため）
株式市場も、少しずつボラティリティが下がっていく局面となり、「とにかく全部売る」という感じから「良い会社と悪い会社の差がつく」という相場付きに変化しつつあります。経済への悪影響がまだまだ拡大中であるため、本格的な買い局面とは言えないものの、アクティブ運用が機能しやすい市場になってきていると思っています。また、引き続き実績のあるファンドマネージャーが運用している米国小型成長株ファンドを、「毎日少しずつ購入」するような方法は有効であると思っています。
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