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アメリカ成長株:マインド・メディシン・ミンドメッド(MindMed):精神・神経疾患医薬品メーカー

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アメリカ成長株: マインド・メディシン・ミンドメッド(MindMed)の概要

マインド・メディシン・ミンドメッド
Mind Medicine (MindMed) Inc
ティッカーコード:MNMD
上場市場:NASDAQ National Market System

業績についてのリンク
https://finance.yahoo.co.jp/quote/MNMD/performance

マインド・メディシン社は、精神・神経疾患、とくに全般性不安障害(GAD)と大うつ病性障害(MDD)にフォーカスした創薬・開発を進めています。
GADは漠然とした不安を日常の中で抱え続ける疾患、MDDは抑うつ状態が長期にわたる疾患で、どちらも米国だけで数千万人が罹患しており、患者の生活の質(QOL)を著しく低下させる深刻な病です。

これらの障害は精神医学的疾患の2つの最大の要因であり、画期的な治療法が強く求められています。
現在のところ、既存の治療薬では有効性、忍容性、持続性が低いといった限界があり、患者のQOL改善には不十分という状態です。

全般性不安障害(GAD)と大うつ病性障害(MDD)の原因として、どちらもセロトニン系の機能不全が関与していると考えられています。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の一つで、気分、不安、睡眠、食欲、認知機能などの幅広い精神や行動を調節しています。
脳内でセロトニンが不足すると、これらの調節機能に障害が生じ、不安の増強や抑うつ状態を引き起こします。
そこで、セロトニン作動薬やセロトニン再取り込み阻害薬が開発されてきました。

セロトニン作動薬は、セロトニンの受容体に結合することで同じ生理作用を起こす物質です。
セロトニン再取り込み阻害剤は、放出されたセロトニンの回収を妨害してセロトニン濃度を上げるものです。こうした従来の薬剤は、脳内のセロトニン濃度を継続的に高めることで抑うつや不安の症状を長期的に管理するもので、毎日服用する必要があります。

同社が開発中のMM120(リゼルグ酸D-酒石酸塩)は従来薬とは異なり、一回の投与で12週間以上にわたる持続的な効果をもたらす可能性があります。
これは、MM120がセロトニン受容体を直接、かつ強力に活性化させることで、掘り固まった脳の神経回路の柔軟性を高め、硬直化したネガティブな思考パターンをリセットするためです。

MM120は、水無しでも飲めるタブレット型のODT(口腔内崩壊錠)として患者に投与されます。従来薬と比べたMM120 ODTのメリットをまとめると以下のようになります。

1.投与頻度と持続性
・一回の投与で12週間以上の長期持続的な効果があり、毎日服用する必要があった従来薬とは一線を画している。
・数ヶ月に一度、必要なときだけ、あるいは一度きりの間欠的な投与が可能となり、投与頻度と患者の治療負担が大幅に軽減される。
・患者は煩わしい毎日の服薬から解放され、飲み忘れや指示無視などの服薬遵守の懸念が大幅に軽減される。

2.効果の速さと強さ
・効果の迅速な発現、高い奏効率(症状が一定以上改善した患者の割合)と高い寛解率(症状がほぼ消失した患者の割合)が期待される。
・臨床試験では投与後24時間以内に精神疾患の重症度スコアであるCGI-Sが1.8ポイント減少する迅速な反応が示されている。
・新しい作用メカニズムにより、一回の投与で症状を根本的に変える(リセットする)ことで迅速な効果発現が期待される。

3.安全性と忍容性
・従来型とは異なる作用メカニズムを持つため、一般的な副作用(性機能障害、体重増加、感情の鈍化など)を回避できる可能性がある。
・臨床試験の安全性解析では有害事象の99%が軽度~中等度で、ほぼ全てが投与当日に集中し、薬剤関連の重篤有害事象は認められていない。
・自殺行動や自殺企図は報告されず、自殺関連リスクのシグナルも観察されなかった。

全般性不安障害(GAD)と大うつ病性障害(MDD)は、いずれも米国でそれぞれ約2,600万人、4,100万人の患者が存在するとされ、既存の治療薬では十分な寛解に至らない患者が多く、アンメットニーズが高い領域です。

同社はMM120の即効性、持続性、寛解率が高いという強力な利点を武器に、この巨大なニーズに応えるべく現在進行中の第3相臨床プログラムを推し進めており、不安やうつに苦しむ患者からも大きな期待が寄せられています。

会社ウェブサイト
https://ir.mindmed.co/

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