2020年1月10日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1092.56で終わりました。一週間前に比べて、9.29ポイントの上昇(+0.86%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+0.66%)やSP500(前週末比+0.94%)と、同程度の上昇となりました。
イランの意識的に急所を外した米軍基地へのミサイル攻撃→トランプ大統領も阿吽の呼吸で「追加の経済制裁のみで、軍事行動はしない」というメッセージを出したことで、米国とイランの極度の緊張状態が緩和したことから、安心感が広がりました。市場の注目は、不安定な外部環境→安定して成長する米国経済、に移ったことで、株式市場は史上最高値水準に戻しました。
10日に発表された雇用統計は、予想をやや下回ったものの堅調であり、米国経済は引き続き好調といえます。中国、イラン、北朝鮮、ロシア、ウクライナ・・・外部材料で振り回される状況は継続しますが、「他国を犠牲にしてでも米国の経済成長は守る」というトランプ政権の政策が続く限り、米国株式の緩慢な上昇トレンドが大きく崩れる可能性は低いと思っています。
コメント