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アメリカ成長株:ダイコム・インダストリーズ(Dycom Industries):有線・無線通信インフラサービスを提供

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アメリカ成長株:ダイコム・インダストリーズ(Dycom Industries)の概要

ダイコム・インダストリーズ
Dycom Industries, Inc.
ティッカーコード:DY
上場市場:NYSE(ニューヨーク証券取引所)

業績についてのリンク
https://finance.yahoo.co.jp/quote/DY/annual

ダイコム・インダストリーズ社の事業は主に、光ケーブル、銅ケーブル、同軸ケーブル、衛星通信、4~5G、Wi-Fi、Bluetoothなどのあらゆるタイプの有線・無線通信インフラサービスを顧客に提供することにあります。

有線通信インフラの設置は、日本のように電柱を立てて配線するということはほとんどなくて地下への埋設工事が主流となっています。

地面を掘削する場合、既存の地下施設、配管、配線を破壊しないように注意する必要があります。
同社は高解像度の航空写真や電気信号を使った位置特定システム(EPR)などによって地下施設の位置を正確に把握して掘削作業を行い、さらに水やガスの漏れチェック、メーター検査も同時にすることで事故を防ぎます。
市街地をカバーするマクロセルからオフィスビルやショッピングモールなどの小規模エリアをカバーするスモールセルまでの無線通信を構築することで多様なニーズに対応しています。

設計、敷設、構築はもちろん、保守・修理から障害発生時の緊急復旧までを包括するフルフィルメントサービスとして提供しています。
これは資材、建設機械、輸送手段などオペレーションに必要な全てを自社で手配する自己完結型の垂直統合によって実現されています。
また“プレファブリケーション”と呼ばれる、事前に工場で組み立てる手法によって現場での作業時間や手間を大幅に削減し高度な品質管理を可能にしています。

物流を血管とすると、通信は神経に例えられるほど現代社会ではますます通信の重要性が増しています。
通信は道路インフラの不足を補う役割も持っているため、発展途上国では道路や物流を追い越して通信網が先に発達するケースも見られる程です。

最近発展が目覚ましく社会に大きな影響与えるようになった人工知能、ビッグデータ、IoT、ドローンなどの新しい技術は通信インフラによって支えられています。

こうした技術革新に伴って今後ますますデータトラフィックが増加していくのは確実です。
同社は高速で安定したデータ通信環境を整え、そのための技術開発を進めることで、人工知能の利用や完全自動運転の実現などこれから期待されている革新的な技術の発展に貢献していくでしょう。

 会社ウェブサイト
www.dycomind.com

 

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