2020年5月末(5月29日時点)での、日本で利用できる米国小型成長株に投資する投資信託のパフォーマンス比較をしました。
ポイントは以下の通りです。
1)2020年5月は、もともと米国政府の積極的な財政・金融政策という買い支え状況に、新型コロナについての薬の承認や、経済活動再開という前向きの材料が加わり、大幅続伸となりました。特に3月に大きく売り込まれた米国小型成長株市場は、4月に続き上昇となりました。
ベンチマークとなるラッセル2000グロースは、円建て6.07%、ドル建ては9.45%でした。
(円建ては、対象投資信託と同じく、前日の米国終値を月末の為替で評価して計算)
2)ラッセル2000グロースおよびラッセル2000をベンチマークとする投資信託は以下の3つです。SBI:SBI米国小型成長株ファンド
BR:ブラックロック米国小型成長株式オープンAコース(為替ヘッジなし)
SMAM:三井住友DS-米国小型ハイクオリティファンド(資産成長型)
3)中長期的なパフォーマンス (過去3年・5年)
SBIがかなり大きなアウトパフォーマンスをしており、ブラックロック、SMAMはほぼ同水準になっています。(ベンチマークに対する超過リターンで比較)
全てインデックスをアウトパフォームしており、小型成長株はアクティブ運用が向いているようです。
4)最近の動き
直近(過去6ヶ月)の比較では、SBIのみがプラスでブラックロックとSMAMを大幅にアウトパフォームしています。
詳細は下記のページを参照ください。
→ 2020年5月31日時点のデータ
→ 過去のデータ
コメント