アメリカ成長株：チェグ(Chegg)の概要
教育サポートをオンラインで行う米国企業
チェグ
Chegg
ティッカーコード：CHGG
上場市場：NYSE
業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/CHGG
日本でも塾や家庭教師などの教育サービス産業は多くあります。しかし、お金が高かったり、自分の都合の良い時間を選びにくかったり、という問題があります。インターネットを通じた教育サポートはその利便性とコストパフォーマンスから、高い成長が期待されている分野です。
この会社の名前、Chegg はChicken & Egg から来たそうです。日本では「鶏と卵の関係」と言います。鶏が先か、卵が先か、というヤツです。創業者は3人の大学生だったそうです。「就職するためには実務経験が必要」しかし「就職しないと実務経験が積めない」という矛盾に苦しんでいました。このジレンマから、自分達で会社を興すことになったそうです。
最初は、大学生相手に教科書や参考書のレンタルをしていました。大学の教科書は非常に高価でありますが、使用するのは半年～1年。期末の試験が終われば必要なくなります。また、多くの場合、同じ教授は翌年も同じ教科書を使います。高価な大学の教科書のレンタルはビジネスになるのでは？という発想で事業を開始しました。
その後、他社の買収などを通じて、インターネット化（デジタル化）を進め、現在ではオンラインでの参考書の提供、授業サポート、試験の準備のためのサポート、インターンシップのマッチング、等をしています。日本の場合、オンライン教育と言えば、英会話などに限られますが、アメリカは大学生や高校生を含め、幅広いオンライン教育サポート事業があるようです。
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