アメリカ成長株: シースリー・エーアイ(C3.ai)の概要
シースリー・エーアイ
C3.ai Inc
ティッカーコード:AI
上場市場:NYSE
業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/AI
このサイトは、日本ではあまり知られていないけど、今後成長しそうな面白そうな銘柄を紹介するのが目的の一つです。しかし、たまには、既に有名で、今後の成長も約束されていると思えるような銘柄も紹介しても良いのでは?と思います。
今回紹介するシースリー・エーアイ社は、創業者は有名、顧客層も有名、やっている事はAI(人口知能)、という超ピカピカの会社です。このサイトで取り上げる必要はないのですが、やっぱり将来Amazonやグーグル、テスラのようになった時に、取り上げていないのもさみしいので、紹介します。
そもそもティッカーコードがAIであることから、シースリー社がAIソフトウェアを開発している会社であることはわかります。そしてまだ新しい会社ですが、既にこの分野で重要なポジションを獲得しています。
まず、創業者が凄い。
Thomas Siebel氏は、シースリー社の最大の個人投資家かつ創業者です。元オラクルの幹部で1990年にオラクルを退職、その後1993年にソフトウェア開発会社であるSiebel Systems社を創業しています。この会社は急成長を遂げ、2006年には売上高2000億円を超える会社になり、最終的にはオラクルに売却しました。その後2009年に現在のシースリー社を創業しています。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)に関するベストセラー本の著者でもあり、「業界での有名人」でもあります。2009年にはアフリカで象に襲われて、大けがを負うという非常に珍しい経験をしている方でもあります。
顧客が凄い
同社のウェブサイトには、そうそうたる企業がクライアントして名前を掲載されています。
3M、ロイヤル・ダッチ・シェル、米国空軍、アストラ・ゼネカ、ベイカー・ヒューズ・・・
正直言って、シースリー社のAIの能力を我々のような個人が評価することは不可能なのですが、これだけすごい会社が使っているなら、相当優れたAIなのだろうなあ、と想像できます。
2020年12月に上場したばかりで、株価は上場後、急上昇・急落と不安定な動きを続けています。そして売り上げも小さく、赤字企業です。
しかし、DX、AIという大きなマクロの流れがある限り、同社の成長は継続すると思われます。
シースリー社を知っていても自慢できませんが、知らないと恥ずかしい、そんな成長企業です。
会社ウェブサイト
https://c3.ai/
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