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アメリカ成長株市場の動き-2025-11-14

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アメリカ成長株

2025年11年14日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1592.08で終わりました。一週間前に比べて-45.67(-2.79%)と大幅続落しました。

主要インデックスのNYダウ(前週末比+0.34%)およびSP500(前週末比+0.08%)に比べて、非常に弱い動きでした。

政府の閉鎖は終了したものの、経済データの発表「正確性」への懸念があり、景気の減速や、FRBの利下げの可能性低下もあります。
一方で、ヘルスケア関連株の反発もあり、市場全体はほぼ、横ばいとなりました。

しかし、景気の後退・金利低下の不透明感の高まりは、米国小型成長株に直撃の悪材料でした。結果的に、ラッセル2000グロースは、主力インデックスに対して、大きなアンダーパフォーマンスをなっています。

<プライベート・クレジット問題>
今週は続報がありません。しかし、この問題はすぐに片付くとは思っておらず、引き続き高い関心を持って見ています。

<外部材料>
従来から以下の3つの材料を懸念しています。
・中国経済
・欧州政治
・中東問題
今週も、米国小型成長株にとって、売り材料はありませんでした。

ウクライナについては、さすがに日本(米国及び欧州も)のメディアも戦線状況悪化を明確に報じはじめました。さらに汚職問題の発生、ノルドストリーム爆発容疑者のドイツ移送問題、などウクライナについての悪材料が続出しており、このまま戦争を続けられるのか?継戦は無理で、一気に停戦交渉が進むのか?という議論が、今後広がると思っています。

もしこの流れになれば、米国にとってはプラスです。しかし、欧州のグローバリスト・リベラリスト政権にとっては、「存在にかかわる問題」となるため、今後欧州の政治風景が大きく変わることになります。ウクライナの状況は、非常に高い関心を持って見ています。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2025年11月14日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1592.08/6734.11=23.64%、
26週移動平均との乖離は-0.35%でした。

再び、さえない動きになってきました。長期的には米国小型成長株は主力株に対して以上な割安水準ですが、なかなか「負けをリカバリー」できる状況になっていません。
しかしながら、トランプ政権の「米国一国主義」は、全体としては米国小型成長株にとってプラスです。長期的なリカバリー相場が来ることを期待しています。

→ 2022年1月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2024年11月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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