2020年1月24日の米国小型成長株インデックス（Russell 2000 Growth）は、1103.25で終わりました。一週間前に比べて、21.87ポイントの下落（-1.94％）でした。主要インデックスのNYダウ（前週末比-1.22%）やSP500（前週末比-1.03%）に比べても、かなり大きな下落となりました。
米国経済は相変わらず堅調な動きが続いているものの、中国の新型肺炎の拡がりで上海株式が暴落したことから、とりあえずリスクヘッジの売りが世界的に広がり、米国株式もつれ安となりました。
肺炎の影響で、春節に絡む消費は急減したため、震源地である中国のみならず、中国人観光、中国人消費をあてにした国・企業への悪影響はかなり深刻になる可能性はあります。しかし、米国は「デカップリング」を目指していたため、相対的な影響は少ないと思われます。むしろ、さらなる米国一人勝ちを支える可能性すらあると思っています。
引き続き、米国株式のトレンドはやや上昇し、そのトレンドの周りを外部材料で上下する動きが継続するとみています。このため、短期的な下落局面は買い場を提供するのでは、と期待しています。
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