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アメリカ成長株:イベントブライト(Eventbrite):イベント管理プラットフォーム「Eventbrite」を提供

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アメリカ成長株:イベントブライト(Eventbrite)の概要

イベントブライト
Eventbrite Inc
ティーカーコード:EB
上場市場:NYSE(ニューヨーク証券取引所)

業績についてのリンク
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/annual/EB

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く、イベント管理プラットフォームを提供する企業です。2003年に設立され、2018年9月にニューヨーク証券取引所に上場しました。2020年度の売上は1億600万ドル、従業員は611人です。

イベントブライトはイベント管理プラットフォーム「Eventbrite」を運営しています。イベント管理プラットフォームとしては世界最大規模であり、170以上もの国と地域において数百万ものイベントが運営されています。

Eventbriteではオンラインまたは対面のイベント、およびそのチケットを作成し、販売するための一連のフローをオンライン上で完結することができます。このサービスを利用することで、イベントの主催者が当日のイベントそのもの以外の細部に気を配る時間を減らし、より有意義なイベントとなるように多くの時間を費やせるようになります。

また、GoogleEventsとのパートナーシップにより、ブランドページがGoogle検索結果の上部に表示されやすくなることや、チケットの売上がどこからどれだけ発生しており、どのマーケティング活動が効果的かを分析できるレポートが用意されていることも強みです。

さらに同社はイベントの作成・販売の機能だけでなく、「Eventbrite Boost」というイベントマーケティングの機能も提供しています。これは、イベントサイトやチケットを作成するだけでは参加者は集まらず、イベントを成功させるためには不十分なためです。Eventbrite Boostを利用することで、より多くの人々にイベントを知ってもらえるようマーケティングが行えます。

Eventbrite Boostでは、Instagram・Youtube・Spotifyでの広告作成、メール配信、ブランドページの作成、イベントのスケジュールと予算に基づいた自動キャンペーンの実施、類似のイベントに関心がある人へのターゲティングなど、様々なマーケティング機能が利用可能です。広告の種類が増え複雑化している現在、手軽に効果的な広告を出せることが魅力的なサービスとなっています。

サービスの価格はEventbriteでは機能別に3つのパッケージが用意されており、パッケージごとの固定料金と有料チケット販売数による従量料金となっています。Eventbrite Boostでも無料のフリープラン、ブランドページの作成が可能なスタータープラン、広告が自動化できるプラスプランの3つのプランが用意され、イベントごとに自由に選択が可能です。

コロナ禍の間に、オンラインライブ市場が急速に伸びています。ぴあ総研の調査では、日本のオンラインライブ市場は2020年1~3月ではほぼ存在しなかったものの、4~6月では11億円、10〜12月では約34倍の373億円と加速度的に規模が拡大しています。

そしてコロナウイルスが収束すればリアルイベントも回復していくと見込まれ、今後はリアルとオンライン両方でのイベント開催によってイベント市場規模全体も伸びてくるかもしれません。そうした時にイベントブライトのサービスはより必要不可欠なものになってくると思われます。

会社ウェブサイト
https://www.eventbrite.com/

 

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