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アメリカ成長株市場の動き-2022-04-01

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アメリカ成長株

2022年3月25日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1315.70で終わりました。一週間前に比べ20.64ポイントの反発(+1.59%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比-0.12%)やSP500(前週末比+0.06%)に比べるとやや大きな上昇でしたが、一週間前が逆に小型成長株だけが下落しており、この1ケ月でみると小型成長株と主力インデックスはほぼ同じ動きをしています。

ウクライナ問題の「ルーティン化」により、市場の焦点は「インフレ」「景気」「禁輸政策」に移っています。

<ウクライナ情勢について>
今週も戦線には大きな変化はありませんでした。国際状況も、ロシア外相の中国・インド訪問が無事に終わったことから、中国・インドの中立的・融和的な態度が変化することも、少なくとも短期的には、期待できません。

キエフ周辺でのウクライナ反撃が一気に進むか、あるいはロシアがマリウポリを完全制圧してロシア→クリミア半島の地域を一体として管理できるようになるのか、どちらかが起こるまでは、次の動きが見えにくい状況です。

ところで、ニューヨーク・タイムズが、「米国が戦車供与に協力する」と報道しました。(提供するのは旧ソ連の戦車)戦線膠着を変えるかもしれません。
良い方に変わるとすれば「ウクライナが一気に戦線を押し返す」、悪い方向は「ロシアが切れて、一気に欧州に戦線が広がる」。いずれにせよ、膠着状態に変化が出ます。

しかし、戦闘機・ノーフライゾーンの時のように「ロシアとの直接交戦のリスク」に焦点があたり、実現しない可能性もあります。今後の動向を注視する必要があります。

戦車の問題が決定するまでは、米国の小型成長株市場も方向感のない相場が続きそうです。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2022年4月1日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1315.70/4545.86=28.94%
26週移動平均との乖離は-2.08%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しました。しかし、その後継続的に下落し、レンジの下を抜けました。

現在の水準は、2020年のコロナの最悪期をも超える、歴史的な割安水準になっています。相対的には歴史的な買い場となっており、非常に魅力的な投資機会を提供していると思っています。

→ 2019年10月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2022年2月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

 

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