アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2022-02-04

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アメリカ成長株

2022年2月4日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1268.65で終わりました。一週間前に比べて31.01ポイントの反発(+2.51%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+1.05%)やSP500(前週末比+1.55%)を少し上回る上昇でしたが、先週までの下落が大きかったためが背景です。まだ、小型成長株に資金が回ってきているという感じではありません。

雇用統計は堅調であり、株価は金利上昇という売り材料と業績という個別材料との綱引きとなっています。業績が予想に届かない銘柄はメタ(旧フェイスブック)に見るように、凄まじい売られ方をしています。一方で好業績銘柄は、金利上昇という向かい風に対して抵抗力を示しています。

引き続き小型成長株全体では厳しい動きが続き、景気連動率の高い個別銘柄が個別物色される状況が継続しています。

しかし、水準的にはかなり下げており、さらに相対的にも主力株に対して非常に割安です。(下記のラッセル2000グロース VS SP500 参照)

パフォーマンスの優れた投資信託等を、ここから投資するのは非常に有効な投資戦略であると思っています。特に長期的に運用実績のあるファンドは、2020年前半に匹敵する歴史的な投資機会を提供していると思っています。

ただし投資信託の場合は、投資申し込みと約定には1日間の差があります。(例:本日の昼に証券会社に発注。その夜の米国の株式市場で取引されるので、約定は翌日の夕方)このため現在のように市場のボラティリティが高い場合は、数日に分けて連続して購入する方法が適切です。

→ 国内で利用できる米国小型成長株のパフォーマンス比較:2021年12月末時点)

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2022年2月4日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1268.65/4500.53=28.19%
26週移動平均との乖離は-4.45%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。2020年12月中旬にこのレンジを一次上に離れ43%まで急上昇しましたが、再びこの歴史的なレンジに戻っていました。しかし、ここにきてこのレンジの下を抜けました。

現在の水準は、2020年のコロナの最悪期をも超える、歴史的な割安水準になっています。相対的には歴史的な買い場となっており、非常に魅力的な投資機会を提供していると思っています。

→ 2019年10月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2021年12月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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