アメリカ成長企業

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アメリカ成長株市場の動き-2021-02-19

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アメリカ成長株

2021年2月19日の米国小型成長株インデックス(Russell 2000 Growth)は、1661.50で終わりました。一週間前に比べて、33.67ポイントの反落(-1.99%)でした。主要インデックスのNYダウ(前週末比+0.11%)やSP500(前週末比-0.71%)に比べると比較的大きな下落でした。一週間前までに強烈なアウトパフォーマンスがあったため、反動安となっています。

<金融相場の曲がり角>
コロナ禍もワクチン接種などが功を奏したのか、収まる気配を見せています。新規感染者数が激減しており、またいくつか経済指標も具体的な回復を示し始めました。このため、株式市場はこれまでの「超金融緩和+財政出動」というダブルの買い材料で上がっていた局面から、「インフレリスクを織り込む債券市場を見ながら、好業績銘柄を探す」という次の局面に向かっています。

まだ、金融政策が「超緩和」→「緩和」という「引き締め」にはならないものの、既に「金融緩和が買い材料」というステージは終わりました。金融相場から業績相場への移行期に入ったと思います。

<小型成長株相場とラッセル2000グロース VS SP500 >
2021年2月19日時点の、ラッセル2000グロース÷SP500は1661.10/3906.71=42.53%
26週移動平均との乖離は、+5.27%でした。

ラッセル2000グロース÷SP500は、2013年から長期的に32%~38%のレンジで推移してきました。しかし、ついに2020年12月中旬にこのレンジを上に離れました。

短期的には小型成長株に対する過熱感があるため、目先は上昇スピードが鈍ります。しかし、長期的な視点ではまだまだ小型成長株は割安であること、大型企業に対する社会の目が厳しくなること、2020年のコロナ禍での反発局面で大型株がインデックス主導で買われたこと等から、長期的な小型成長株相場が続くと思っています。特に業績の裏付けのある、景気敏感企業に注目しています。

→ 2019年4月以降の小型成長株とS500の相対比較の推移
→ 小型成長株関連投資信託のパフォーマンス(2021年1月末時点)

(過去の市場コメントは、「アメリカ成長株(米国成長株)市場」)

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