2020年4月17日の米国小型成長株インデックス（Russell 2000 Growth）は、873.56で終わりました。一週間前に比べて、8.77ポイントの上昇（+1.01％）でした。主要インデックスのNYダウ（前週末比+2.21%）やSP500（前週末比+3.04%）に比べてやや劣るものの、この3週間の合計ではほぼ同程度の上昇となっています。
先週のコメントで「実態経済・企業業績の数字が悪化するのはこれから」と書きましたが、週の前半は、失業者の大幅増等により株式市場は下落しました。しかし、週の後半はギリアドの薬の試験データが良好であるとのニュースから、反発に転じました。
3月初旬以降、述べてきた「金融・財政政策で時間を稼いでいる間に、既存薬（あるいは治験薬）を使った効果的な処方箋がでてくるのを待つ」がついに終わる可能性が出てきました。
今回のコロナショックでは、「とりあえず大型株を買って、小型成長株への投資は見送る」という投資行動から、小型成長株は主力株に対して大幅にアンダーパフォームしました。今後この動きも修正されるのでは、と思っています。
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